パブコメ

6月に金融庁から出された次世代EDINETタクソノミ(案)について、公表された資料では、提出者がXBRLデータを作成する際のルールがわかりにくい、という指摘がありました。

いま発表されている資料では、ガイドラインのなかでルールを説明しようとしていて、ルール集はありません。会計実務指針だけあって会計基準がない、みたいなものです。

真のルール(?)は、ガイドラインに散らばるルールらしきものをかき集めて、帰納的に類推する必要があるのです。そのため、作成者によってルールを読み間違えたりするリスクが高い(典型的な帰納法の問題点ですね)わけです。

やっぱりそれはまずいでしょう。

まずルールありきで、ルールを守って適切なXBRLデータを作成する方法がガイドラインで説明されるべきです。
金融庁には、ぜひルールブックの作成をお願いしたいと思います。