2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

米国会計基準の決算短信

昨日(2009/7/25)の日経新聞15面にて記事になっていましたが、米国会計基準の決算短信の純利益の記載方法が変わりました。XBRLと戦うものとしては(このブログを読んでいただいている方もそうだと思いますが)、HTML/PDFでの表示以上に「XBRLでどのように出て…

日経新聞でも注目の予想配当利回り

7/25の日経新聞の17面に『予想配当利回りが高い銘柄 石油や電力上位に』という記事がありました。予想配当利回りといえば、XBRLの出番です。予想配当利回りの計算式は「1株あたりの予想配当額÷株価」。 「1株あたりの予想配当額」は、適時開示情報(TDnet…

TeCAPro 1.0.2 リリース

TeCAProの新バージョン1.0.2を公開いたしました。GUIの改善を行い、使いやすくなりました。簡易比較の項目の編集が可能になり、業務に即した項目の選択・並び替えが可能になっています。この機能は、ライバル企業の財務データ比較や時系列分析に役立ちます。…

やっかいなもの。それは「表示情報ファイル」。【続編】

前回の続きです。EDINETは、XBRLと表示情報ファイルをもとに財務諸表のHTMLを作成しています。 財務諸表の列ヘッダについて考えてみます。 例えばBSの「列」というのは、特定のコンテキストに対応しています。列ヘッダに「前連結会計年度(平成20年3月31日…

やっかいなもの。それは「表示情報ファイル」。

EDINETの提出者である各企業は、原則として*1財務諸表部分をXBRLで提出し、財務諸表以外の部分をHTMLで提出しています。EDINETは、財務諸表部分以外のHTMLと、提出された財務諸表のXBRLをHTMLに変換したものをガッチャンコして、有価証券報告書等として開示…

TeCAProリリース

TDnetで初めてXBRLが開示されてちょうど一年となる七夕の今日、TeCAPro 1.0.0 をリリースしました。TeCAProは、TDnet/EDINETで開示される情報を自動的に巡回(クロール)・取得(ダウンロード)して、管理するソフトです。TeCAXでは取得できなかったPDFデー…

誰のためのXBRL GLなのか

先日XBRL Japanの会員・準会員向けのミニセミナーに参加してきました。テーマは「XBRL GLについて」でした。講演者の鈴木さん(富士通)の話によると、XBRL GLというのは、事業活動に伴う内部報告データを、異なるシステムやアプリケーション間でやり取りす…

レアデータ ゲットだぜ

昨年4月よりXBRLの運用が始まって以来、はじめての有報の提出ピーク*1を越えました。関係者の皆さま、お疲れ様でした。さて「鉄は熱いうちに」ということで、今回のピークを振り返ってみたいと思います。多数のデータの中には、システムを開発する際には想定…

日経ヴェリタスに掲載されました

6/28号の日経ヴェリタスにてXBRLの特集があり、その中で弊社の『有報キャッチャー』をご紹介いただきました。 日経新聞の記者さんが6/9に会社に来て取材を受けました。以来、発行を楽しみにしていましたが、予想以上に大きく取り扱っていただいて正直うれし…