業績予想の修正は、決算発表に先んじる

今週から3月決算企業の中間の決算発表が本格的に始まります。

決算発表の日程というのは、基本的にあらかじめスケジュールされています。
東証のサイトには、東証に上場している企業の決算スケジュールがPDFやEXCELで掲載されていますし、それ以外にもIFISさんの株予報決算プロなどで確認できます。

決算発表の日というのは、決算(短信)が発表される日です。

ところで、多くの場合、企業は決算の数字を取りまとめていく段階で予想の数値と大きく乖離することが判明すると、決算発表の数日前にもかかわらず、業績予想の修正を発表します。そしてそれは、実質的な決算発表と言ってもよいほど正確な予想です。

現在のルールでは、決算発表は45日以内となっています。9月期の決算発表は、今年の場合10月末から11月13日(金)にかけてのおよそ2週間がピークになります。

しかし、今週来週あたりは決算短信前の業績予想の修正が多く発表されるはずです。すでに、昨日(10/19)も9月期の決算短信が1社分なのに対して、業績予想の修正が38社分提出されており、サプライズもいくつかありました。

しばらく適時開示から目が離せない日々が続きます。