どうして3月決算がこうも多いのだろう。

上場企業のおよそ8割が3月決算なのですが、どうして3月に決算期が集中しているのでしょう。
とりあえずググってみると、やはり私と同じような疑問を持つ人も多いようで、知恵袋などの質問サイトや会計士・税理士等専門家のブログなどでいろいろと書かれていました。その主なものとしては以下の3つがあげられていました。

  1. 国の会計年度に合わせている
  2. 総会屋対策である(であった)
  3. 税法の改正のタイミングに合わせている

ゼンゼンワカリマセーン。

1番目に対する疑問は、諸外国を見るとその国の会計年度は暦年(1〜12月)ではないのに、企業の多くが暦年を採用している国が多くあることです。アメリカは会計年度は10月〜翌年9月ですが、多くの企業が暦年で決算を行っています。
2番目に対する疑問は、総会屋に対する社会の圧力が強まり、総会屋自体が減っていることは警察庁が発表している白書を見ればわかりますが、それにもかかわらず決算期が分散されてきていないことです。
3番目に対する疑問は、因果関係が反対だろうと思われることです。3月決算の企業が多いから、法律の改正のタイミングをそれらの企業にあわせて設定していると考えるほうが自然です。

だれかもっと説得力のある理由を見つけてきてくれないかなぁ。(他力本願