XBRLの活用を進めるために東証が今すぐすべきこと

XBRLの研修などで東証の関係者から「思ったほどXBRLを活用してくれていない。もっと活用してもらうにはどうしたらよいか」という声を耳にしたことがあります。

簡単です。

たった2つのことをするだけです。

まずXBRLで開示された昨年7月以降の全XBRLデータをanonymous FTPでアクセスできるようにしてください。ついでに、SOAPやRESTなどで取得できるようにしてくれるということありません。

次に、XBRLの加工や再配布を許可し、法律的にはっきりと誰もが安心して使えるようにしてください。

それだけでいいんです。

TDnetの開示期間31日期限とか、商業利用禁止とか、そんなことばっかりやってるからTDnetのデータは使えないんです。だいたい情報の著作権は提出会社にあるのに、東証がデータの使用方法を限定するなんておかしい。

東証には技術的にも法律的にも金額的にももっと簡単に情報にアクセスできるようなインフラの整備をお願いしたいところです。