財務DWH(データウェアハウス)を構築してはいけない(その1)

タイトルは釣りです。すんません。

私の会社には1ヶ月に1社くらいの割合で「開示されているXBRLを使って財務情報データベースを作りたいんですけど」という変わった趣味をお持ちの方からお問い合わせをいただきます。うちでやっている有報キャッチャーとか速報キャッチャーとかを見てお問い合わせいただいているみたいで、まぁ本当にありがたいことです。
もちろん、全部が全部仕事に結びつくわけではありませんが、それでもここ1年半くらいでXBRLデータをRDBに蓄積するようなことのお手伝いをずいぶんやってきました。それこそ誰もが知っている大企業からの依頼もあれば、起業したてのベンチャーのケースもありました。今でも同じような案件を抱えています。

というわけで、これまでに関わった「XBRLから財務情報データベースを作る案件」で学んだ注意点やポイントを、これから何回かにわけて書いていきたいと思います。

「財務情報データベースを作ろう」と思っちゃった人が、うちの会社に相談に来る前に読んで役に立つ情報にしたいと思います。そして半分くらいの方が「やっぱXBRLよりCOSMOSのほうがいいんじゃね?」と思ってくれたら成功かな、と。(おぃ