XBRL Japanシンポジウムに来てます。
東京証券取引所で行われているXBRL Japanにきてます。いまお昼休み。
午前中の講演3本のうち、最初の2本はIFRSのプロパガンダ。XBRLの技術者としては、業務色(と政治色)が強すぎてちょっとついていけない内容でした。CPAにはよかった(興味があった)のかもしれません ;-P
午前中3本目は金融庁のEDINET担当である開示業務課の開示業務室長が「XBRLを活用したEDINETの高度化」と銘打って公演。私としてはこれが今日一番楽しみにしていました。
次世代EDINETで、以下の5点について強化・対応していくことを説明していました。
- XBRL対象範囲の拡大(有報等は、全項目をXBRL対象に。対象書類も大量保有報告書などに拡大。)
- 提出前チェックの強化(技術的観点・業務的観点でのチェックを増やす)
- 検索機能の強化(証券コード・通称などによる検索、全文検索などを可能に)
- 分析機能(比較分析、CSV変換機能の提供)
- 英語サイトの構築
個人的には、2の提出前チェックが強化されることで、データの信頼性が向上することに期待したいと思います。あとは、CPA(じゃなくてもいいけど)によるXBRLのアシュアランスが義務化されれば言うことないんですが。。。