ワークシート関数について、その2

本日、といっても日付が変わってしまったのでもう昨日ですが、1/25付けでEXCELアドインツールの新しいバージョンをリリースしました。こちらからダウンロードできます。今回もマイナーバージョンアップです。関数ウィザード(fxボタンを押すと表示される)でワークシート関数の説明を出すようにしました。

そのワークシート関数、説明を見ていただくとすぐに気がつくと思うのですが、大きく2つに分類することができます。1つは、有報キャッチャーWEB APIを使ってデータ(主にインスタンスのURL)を取得する関数(検索系関数)。そしてもう1つがインスタンスから金額(ファクト)やコンテキスト、ラベル(名称)を抜き出す関数(分析系関数)です。分析系関数はすべて、第1引数にインスタンスのURL(またはファイルのパス)を指定する仕様になっています。

今のところ、関数をこの2つに分けた設計はうまくいっているようです。

分析したいデータを集めてくる〜集めたデータを分析する、という作業の流れと関数の分類がフィットしてます。加えて、手作業でダウンロードしてきたデータを検索系関数だけ使って分析することもできます。

検索系関数は、今は有報キャッチャーWEB APIを使っていますが、できれば1次ソースであるEDINETやTDnetが同等かそれ以上のAPIを実装してくれれば、と思っています。特に次世代EDINETには大いに期待しています。関係者の方のなかには、WEB APIの必要性に疑問を持っている方もいるでしょうけれども、その方々にこのツールを通してWEB APIの有用性が少しでも伝われば嬉しいですね。