日経新聞より『米国会計基準の決算短信 4〜6月期、記載方法混乱』

昨日(2009/9/10)の日経新聞に『米国会計基準決算短信 4〜6月期、記載方法混乱』という記事がありました。

米国基準が変更されたにもかかわらず、東証が明確な指針を出されなくて混乱している、というものです。日本電産が第1号で発表したときにも取り上げたのですが、今回さらに出てきているものがどうなっているのか確認してみました。

四半期純利益の記述方法には注記に記載する方法(原則)と、これまでのように一覧に並べて記載する方法がありますが、記事によると、原則派が19社(日本電産東芝日本ハムほか)、並べて記載派は16社(伊藤忠三井物産三菱商事ほか)だったようです。
これはPDFの話です。

XBRLはちょっと違いました。
どちらもNoteToConsolidatedOperatingResults(連結経営成績に関する注記)というエレメントの値として注記のように記述されていました。

なお、注記にも一覧にも記載せず、別ページに記載したNTTは、XBRLには記載しないという判断だったようです。残念。

なんていうか、もう、早くタクソノミを直してください。お願いします。>東証